2007年6月 ミュージカル「風の国」
  
2006年に感動・感動!だった「風の国」…
期待でいっぱいでした。
でも…
なんだか物足りない…
というのが正直な感想でした。
何が…???
よんびんさんに、王としての威厳を感じなかったんです。
2006年に見た時は、よんびんさんムヒュルが登場すると、その場の空気が冷たく感じるくらいの威厳が感じられたんです。
そういうのが感じられなくて…
あれ???
なんだか疲れてらっしゃる???と感じるくらいでした。
ん~。私もこの時、疲れが溜まった状態だったので集中力に欠けてるかな?と思ったりもしたけど…
よんびんさんも失敗してたりもして…
よんびんさんだけではなくて全体的な演出も…
なんだか、重みがなくなったような気がして…
照明も、2006年の方がよかったような…
アンサンブルの迫力も、迫力はあったけど何か物足りなさを感じました。
1度しか見ていなかったから…
記憶もあやふやだし、私がすごく感動したから自分の中で美化していたのかな?
と思ったりもしましたが…
2006年に見た方々には、2007年バージョンはやはりあまり評判がよくなかったようです。
今回、5回続けてみたけど…
やっぱり難しくて場面展開も全然覚えられないし、もちろん台詞も…
それでも、いろいろ感じられるだな~と思いました。
2006年は本当に感動だったんです。
もちろん、素敵なところもたくさんありました。
よんびんさんムヒュルの登場場面の剣術!
これはかっこいいです。
そして…
イジとの初夜場面。
こういう場面はあまり見たくないと思ってしまう私ですが…
「風の国」は、とっても美しくて、素敵なんです。
愛のない関係…その冷たさも伝わってくるような、氷のような美しさを感じます。
戦争を終えて去って行くよんびんさんムヒュルの後姿。
一見の価値はあると思います。
by..みゅう
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2007年は正直、失望…という感じだったので、感想がどこにも残っていなくて…今、現在思い出して書いてみました。今回、「風の国」の再演を知った時、実はあまり嬉しくなかったです。たぶんよんびんさんがムヒュルをするだろうと思ったから…また2007年のままだったら…私は、改めて感動できるのだろうか???と思いました。でも、どうも2006年に近い作りになるようなので、今はとても楽しみです。私が2006年をより好むのは、たぶん細かい台詞よりイメージで見られたからかもしれません。最近の記事を見ていてそう感じます。2006年の感動がまた蘇るといいなと思っています。(2009.5.30) |
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